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一番売れている商品が
赤字かもしれません

海上・航空運賃関税US国内配送3PL手数料決済と返品処理

この5つは Shopify の売上原価(Cost of goods sold)に入りません。かさばる商品、重い商品、返品の多い商品ほど大きく膨らむため、売れている商品ほど損が出ていることがあります。しかも金額はロットごとに変わります。運賃も為替も税率も、着いた便ごとに違うからです。craft8 はコンテナが着くたびに原価モデルを組み直し、次のロットを何個どの便で発注するかまで金額で出します。

クレジットカード不要 データは読み取り専用で接続 日本語で対応 計算式はすべて公開
サンプルデータ
app.craft8.io / profit
損益
貢献利益
SKU別の利益
原価の内訳
判断
損益分岐ROAS
次の発注
値引き・値上げの境界線

2026年5月 US事業

更新 08:10 PT
US純売上高(Net sales) $128,400
売上原価 $44,900 輸入・物流・決済の変動費 $31,110 広告費 $31,200 手元に残る $21,190
売上総利益率(Gross margin) 65.0%
CM1 対純売上高比(広告費前) 40.8%
CM2 対純売上高比(広告費後) 16.5%
SKU別(純売上高 上位3件)・広告費を引く前
SKU純売上高CM1損益分岐ROAS
SK-MASK-05$42,600$4,3009.91
SK-SERUM-30$38,100$16,0402.38
SK-CREAM-50$30,200$10,9932.75
売上と広告費は接続するだけで連携。原価データは画面から取り込みます
Shopify
Meta Ads
Google Ads
01 / なぜ気づけないのか

5つのコストは
別々の会社から請求されます

Shopify の売上原価(Cost of goods sold)に入るのは、商品マスタに登録した1点あたりの原価だけです。運賃はフォワーダー、関税は通関業者、保管とピック/パックは3PL(3rd Party Logistics、物流委託先)、返品は決済代行から請求されます。請求元も締まる時期もばらばらなので、合計を持っている画面がどこにもありません。しかもこの5つは商品ごとに大きく違います。かさばる商品と小さい商品では、売上が同じでも残る金額が変わります。

売上総利益のあとに発生する費目 金額 対純売上高比 請求元と、届くタイミング
海上・航空運賃と通関 $6,180 4.8pt フォワーダー。ロットごとに届く
関税 $8,220 6.4pt 通関業者。HTS分類ごとに税率が違う
US国内配送 $7,700 6.0pt 3PLまたは配送キャリア
3PL ピック/パック・保管 $4,900 3.8pt 3PLの月次請求。届くのは翌月
決済手数料と返品処理 $4,110 3.2pt 決済代行とShopify
合計 $31,110 24.2pt 売上総利益率 65.0% が CM1 40.8% になる

※ サンプルの数値です。比率はUS純売上高 $128,400 に対するものです。運賃・関税・決済手数料はロットまたは注文単位の実測値、3PLの保管料は容積×在庫日数で按分、返品処理はSKUごとの返品率で按分しています。按分した数値は画面上で実測値と区別して表示します。返金した売上は純売上高の時点で差し引かれているため、ここでの返品処理は送料と再入庫にかかる費用です。

この24ポイントが積み上がっていないと現場では次の3つが起きます。

01 / 原価

「この商品、本当に儲かっているのか」
が分からない

仕入は円で売上はドル。そこに運賃、関税、3PL費用、返品が乗ります。表計算で概算はできます。ただしSKU(Stock Keeping Unit、在庫管理上の最小単位)1点あたりのUSD原価を正確に出すのは現実的ではありません。craft8 はこれをロット単位で積み上げてSKUごとの貢献利益を出します。赤字のSKUがひと目で分かります。

02 / 為替

利益が出たのか、円安だっただけなのか

売上はドル、原価は円。為替が動くと何もしていなくても利益額が変わります。craft8 は仕入日のレートで原価を確定させて為替による増減を損益から切り分けて表示します。実力で伸びたのかどうかがはっきりします。

03 / 判断

次のロットをいくつ
発注すべきか決められない

売れている商品が儲かっているとは限りません。利益の出ないSKUに発注をかけると、在庫という形で現金が止まります。craft8 はSKUごとの貢献利益と損益分岐ROASを出すため、仕入と広告をどの商品に寄せるかを金額で判断できます。

02 / なぜ貢献利益なのか

貢献利益は
次のロットを買える金額です

貢献利益(Contribution Margin)とは、注文を受けてから商品がお客様に届くまでに発生する変動費を、すべて売上から差し引いた金額です。家賃も人件費も注文が1件増えても変わりません。注文ごとに変わるのはこの金額だけです。だからどの商品を押すか、いくらで売るか、次にいくつ仕入れるか。注文単位の判断は貢献利益でしか決められません。率ではなく金額で見るのは、仕入に回せるのが金額だからです。対純売上高比が高くても、金額が小さければ次のロットは買えません。

計算の順序
純売上高(Net sales)
− 売上原価(Cost of goods sold)
− 輸入・物流・決済の5費目
= CM1(Contribution Margin 1)
− 広告費
= CM2(Contribution Margin 2)
2つを分ける理由

CM1 は商品の話

運賃、関税、US国内配送、3PL、決済と返品まで引いた段階です。商品そのものが成立しているかが分かります。広告をどう按分しても動きません。

CM2 は集客まで含めた話

CM1 から広告費を引いた、実際に手元に残る金額です。商品は成立していても、獲得コストが高すぎれば残りません。

商品A(小さい・軽い・返品が少ない)
純売上高$40,000
売上原価−$14,000
売上総利益(65.0%)$26,000
輸入・物流・決済の5費目−$6,200
貢献利益 CM1$19,800
広告費−$7,000
貢献利益 CM2$12,800
次のロットに回せる金額
商品B(かさばる・重い・返品が多い)
純売上高$40,000
売上原価−$14,000
売上総利益(65.0%)$26,000
輸入・物流・決済の5費目−$17,000
貢献利益 CM1$9,000
広告費−$7,000
貢献利益 CM2$2,000
次のロットには$2,000しか回せない

売上も売上総利益率も同じ2商品。
それでも手元に残る金額は 6.4倍 違います。

CM1 は商品そのものが成立しているかを示します。CM2 は集客まで含めて成立しているかを示します。CM1 が薄い商品は、広告を止めても構造は直りません。CM1 が厚いのに CM2 が薄い商品は、集客のやり方だけを変えれば戻ります。どちらを直すべきかは、2つを分けて初めて分かります。

03 / 損益が変わらない境界線

20%OFFで元を取るには
数量が1.9倍必要です

craft8 は値上げも値引きも勧めません。出すのは損益が変わらない境界線だけです。CM1率42.1%の商品に20%の値引きをかけると、元の貢献利益額に戻すには数量が1.90倍必要になります。CM1率36.4%の商品なら2.22倍。CM1率10.1%の商品では、20%の値引きは何個売っても損です。数量が実際にどう動くかは自社のほうがよくご存じです。craft8 が出すのは、その判断に必要な境界線です。

20%OFF で元の貢献利益に戻すには
SK-SERUM-30(CM1率 42.1%)数量 1.90倍
SK-CREAM-50(CM1率 36.4%)数量 2.22倍
SK-MASK-05(CM1率 10.1%)成立しない
値引き率がCM1率を超えたら何個でも損
一律セールの前に、CM1率を下回る商品を外す
5%値上げして損にならない範囲
SK-MASK-05(CM1率 10.1%)−33%まで
SK-CREAM-50(CM1率 36.4%)−12%まで
SK-SERUM-30(CM1率 42.1%)−11%まで
CM1率が薄い商品ほど余裕は大きい
数量が何%落ちたら損になるか、という形で出します

値引きも値上げも「すべき」とは言いません。
変わる手前の線だけを出します。

SKU CM1率 10%OFF に必要な数量 20%OFF に必要な数量 +5%値上げで許容できる数量減
SK-MASK-05 10.1% 107倍 成立しない −33%
SK-CREAM-50 36.4% 1.38倍 2.22倍 −12%
SK-SERUM-30 42.1% 1.31倍 1.90倍 −11%

※ 値引き側は 値引き率÷(CM1率−値引き率)、値上げ側は 値上げ率÷(CM1率+値上げ率)。いずれも1個あたりの変動費が変わらない前提です。

境界線はあくまで数量だけの話です。値上げすればコンバージョン率は下がり、獲得単価は上がります。同梱される商品が変われば1注文あたりの構成も変わります。実際に達成するROASも動きます。craft8 が計算しているのは損益分岐ROASのほうで、実際に出るROASは計算していません。この2つを混同すると判断を誤ります。境界線を見て、自社の実感と照らし合わせて決めてください。

04 / 主要機能

コンテナが着いたら
原価モデルを組み直します

運賃の按分、HTS別の関税、仕入日レートの引き当て。ロットが着くたびに発生するこの作業を craft8 が引き受けます。出てくるのはSKUごとの貢献利益と、次の発注をいくつにするかの金額です。

01SKUごとの着地原価

SKU 1点あたりの
着地原価まで積み上げる

円建ての仕入価格は仕入日のレートで確定します。運賃と通関費用は重量と容積でSKUに按分します。関税は HTS(Harmonized Tariff Schedule、米国の関税分類)ごとの実効税率で加算します。ここまでが着地原価です。そこからUS国内配送、3PLのピック/パック、決済手数料、返品を引いたものが CM1。さらに広告費を引いたものが CM2 です。欠品を避けて航空便に切り替えたロットは運賃が数倍になります。craft8 は Shopify の在庫イベントから入荷を自動で検知してロットを作り、原価をロット単位で分けて持ちます。だから、その差が損益にどう出たかまで辿れます。

  • SKU別・チャネル別の CM1 と CM2
  • 海上便・航空便をロット単位で分けて原価計上
  • 為替による増減を損益から切り分け
  • 入荷イベントを自動記録してロット台帳を作成
  • 3PL請求書と輸入書類の取り込み
  • 関税率が変わった日から自動で切り替え
US事業の損益(今月) 2026/05
US純売上高(Net sales)$128,400
着地原価 / 売上原価(仕入日レート)−$44,900
着地原価 / 海上・航空運賃・通関−$6,180
着地原価 / 関税(HTS 3304.99)−$8,220
US国内配送(お客様への送料)−$7,700
3PL ピック/パック・保管−$4,900
決済手数料・返品処理−$4,110
貢献利益 CM1(対純売上高比 40.8%)$52,390
広告費−$31,200
貢献利益 CM2(対純売上高比 16.5%)$21,190
02損益分岐ROAS

いくつを下回ると
赤字になるのか

CM1が純売上高の何%にあたるかが分かれば、損益分岐ROASはその逆数です。CM1が10.1%しかないSKUは、ROASが9.91を超えないと赤字です。広告の按分をどう決めても、この数字は動きません。予測ではなく割り算です。craft8 はこれをSKUごとに出して実際のROASと並べます。ロットが変わるたびに分岐点も動くため、着荷のたびに引き直します。

  • SKUごとの損益分岐ROASと実際のROAS
  • 赤字で回っているSKUの抽出
  • 目標利益額から逆算した目標ROAS
  • ロットと為替が変わるたびに再計算
SKU別 損益分岐ROAS 2026/05
SKU CM1 対純売上高比 分岐点 実際
SK-MASK-05 10.1% 9.91 4.79
SK-SERUM-30 42.1% 2.38 5.52
SK-CREAM-50 36.4% 2.75 5.75
SK-MASK-05 は売上が最も大きく、損益分岐ROASが9.91。実際は4.79で回っています
03次の発注

何個、いつ、
どの便で発注するか

在庫、週次の販売実績、リードタイム、そして1個あたりの貢献利益。この4つが揃うと発注の判断は金額で出せます。海上に間に合わなければ何個欠品し、それがいくらの貢献利益に相当するのか。航空に切り替える追加運賃はいくらか。比べるのは予測ではなく、どちらが安いかという引き算です。需要は直近8週の実績平均を使い、予測モデルは使いません。

  • 在庫週数とリードタイムの突き合わせ
  • 欠品による貢献利益の損失額
  • 海上と航空の追加運賃を金額で比較
  • 需要は直近8週の実績平均のみ
SK-SERUM-30 の次ロット 2026/05
現在庫980個(6.4週分)
週販(直近8週平均)152個
海上リードタイム7週
欠品見込み0.6週・84個
欠品で失う貢献利益−$2,051
航空に切替(1,800個 × $4.80)−$8,640
海上のままが有利$6,589
1,800個を海上便で発注した場合。欠品を許容したほうが $6,589 残ります
05 / 本社報告の下準備

様式は合わせられません
数字は揃えておきます

US法人を持つブランドは、毎月どこかで本社に数字を出しています。様式は親会社ごとに違うため、craft8 がそのまま提出できる資料を作ることはできません。できるのは、その様式に入れる数字を月初にすべて揃えておくことです。Shopify のレポートと3PLの請求書を並べ直して日本語にする作業が、転記だけになります。

特に効くのは為替を切り分けてあることです。貢献利益が落ちたとき、円高で落ちたのか運営で落ちたのか。本社から必ず聞かれる質問に、数字で答えられます。説明できない下落は、実力の下落として扱われます。

  • 日本語・米ドル建て・前月比つき
  • 為替影響と運営要因を分離
  • 純売上高から貢献利益までを一本の流れで
  • CSV と PDF で書き出して自社の様式に転記
  • SKU別の上位と下位も同時に出力
月次 損益サマリー
2026年5月 / 単位 USD / 転記用
純売上高(Net sales)$128,400
売上原価(Cost of goods sold)−$44,900
輸入・物流・決済の5費目−$31,110
貢献利益 CM1$52,390
広告費−$31,200
貢献利益 CM2$21,190
前月比の内訳(対純売上高比)
前月 CM218.6%
為替(¥155 → ¥149)−1.4pt
SK-MASK-05 を航空便に切替−0.5pt
3PL 保管料の増加−0.2pt
当月 CM216.5%
06 / 前提が動いたとき

関税率が変わった日に
どのSKUが赤字になるか

損益分岐ROAS(Return on Ad Spend、広告費に対する売上の倍率)は、自社が何もしていなくても動きます。為替が動けば動き、税率が変われば動きます。どちらも自社では決められない前提です。表計算で一度出すことはできます。難しいのは、前提が動いた日にすべてのSKUを引き直すことです。

為替による変化 / BY FX RATE
130円/ドル2.59
140円/ドル2.44
150円/ドル2.33
160円/ドル2.24
170円/ドル2.16

同じ商品の損益分岐ROAS。仕入日のレートが変われば必要な広告効率も変わります。

関税率による変化 / BY DUTY RATE
0%2.17
5%2.23
10%2.30
12.5%2.33
20%2.44

分類変更や制度変更で税率が動けば目標ROASの前提そのものが変わります。

HTS 3304.99 の実効税率が 12.5% から 20% に変わった日
影響を受けるSKU14件
CM1 対純売上高比42.9% → 41.1%(−1.9pt)
損益分岐ROAS2.33 → 2.44
実ROASが2.33以上2.44未満で回っていたSKU赤字に反転
全SKUの再計算変更日の当日

税率が動いた日に、どのSKUがどちら側に回ったかが分かるかどうか。ここが表計算との差です。craft8 が提供するのは分析レポートではなく、前提が動いても正しいままの数字です。過去のロットは当時の税率のまま残すため、遡って上書きされることもありません。

まず、自社の損益分岐ROASを出してみてください

craft8 と同じ計算をするスプレッドシートを無料で配布しています。一番売れている商品を1点入れると着地原価、貢献利益、損益分岐ROAS、目標ROASまで出ます。為替と関税が動いたときの変化も確認できます。

日英併記。配信はいつでも解除できます。取得したメールアドレスの取り扱いはプライバシーポリシーをご覧ください。

01サマリー結果だけを見るページ
02計算シート自社の数字を入力
03シナリオ為替と関税で動く幅
04金額帯別送料無料ラインの検証
05使い方必要な資料と手順
07 / 書いているもの

計算式も判断基準も
全部公開しています

損益分岐ROASの出し方、代理店レポートの検算、送料無料ラインの決め方。US事業の判断に直結する計算を、実際の数字と手順ごと公開しています。製品を使わなくても、読めばその日から使えます。

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08 / 料金プラン

US事業の規模に合わせた
4プラン

Shopify と広告アカウントを接続するだけで計算が始まります。30日間は無料で、クレジットカードの登録も必要ありません。月末の締めを1回、多くの場合は入荷も1回は挟んだうえで判断いただけます。

Core
US事業が回り始めたブランド向け
$199 / 月
月間US純売上高 $50,000 以上 $100,000 未満
  • SKU別の CM1・CM2 と損益分岐ROAS
  • 着地原価の自動積み上げ(運賃・通関・関税)
  • 入荷イベントの自動記録とロット台帳
  • 複数ロット・海上便と航空便を分けて計上
  • 為替による増減の切り分け
  • 値引きと値上げの境界線
  • 次ロットの発注数と便の比較
  • 本社向けの月次レポート
  • Shopify・Meta・Google 連携/3PL請求書の取り込み
30日間の無料トライアルを開始
Growth
US事業が伸びているブランド向け
$399 / 月
月間US純売上高 $100,000 以上 $300,000 未満
  • Core のすべて
  • 関税率と為替のシナリオ比較
  • 複数3PL・複数倉庫の按分
  • ユーザー数 無制限
  • Slack 通知
  • メールサポート(1営業日以内)
30日間の無料トライアルを開始
Scale
複数ブランドを運営するチーム向け
$699 / 月
月間US純売上高 $300,000 以上 $750,000 未満
  • Growth のすべて
  • 複数ブランドの連結損益
  • 損益データの CSV 書き出し
  • ユーザー権限の管理
  • 優先サポート(4営業時間以内)
30日間の無料トライアルを開始
Pro
複数法人で運営するブランド向け
$1,199 / 月
月間US純売上高 $750,000 以上
  • Scale のすべて
  • 複数法人の連結損益
  • API アクセス
  • 計算履歴の保存と監査用の書き出し
  • 優先サポート(2営業時間以内)
30日間の無料トライアルを開始

30日間の無料トライアル。クレジットカードの登録は不要です。
月次の締めを1回はさんでから判断できる長さにしています。トライアル中に解約すれば料金は発生しません。
初期設定を一緒に進めてほしい場合は、初期設定サポート(一度だけ $1,800・任意)をご利用いただけます。

09 / よくあるご質問

導入前によく
聞かれること

craft8 が言う「貢献利益」の定義を正確に教えてください
注文を受けてからお客様の手元に届くまでに発生する変動費を、すべて売上から差し引いた金額です。率ではありません。計算式は次のとおりです。
純売上高(Net sales)= 総売上高 − ディスカウント − 返品
− 着地原価(売上原価+海上・航空運賃+通関+関税)
− US国内配送費
− 3PL のピック/パック
− 決済手数料
− 返品にかかる費用
貢献利益 CM1
− 広告費
貢献利益 CM2
広告費を引く前が CM1、引いた後が CM2 です。率で表すときは対純売上高比と呼びます。運賃と関税は会計上も売上原価に含めるべきコストです(着地原価)。多くのブランドがこれを別枠の経費として扱っているため、商品ごとの利益が実態より大きく見えています。なお3PLの保管料は、荷量に比例する部分のみを含め、固定契約分は除外して計算することもできます。
Excel でも計算できるのではないですか
一度だけなら計算できます。難しいのはそれを毎月続けることです。輸入のたびに運賃と関税の按分をやり直し、仕入日ごとに為替レートを引き当て、3PL の請求書から SKU 別に費用を割り戻し、返品を反映する。この作業を毎月正確に回せている担当者を私たちはほとんど見たことがありません。多くの場合は途中で概算に切り替わってその概算のまま広告予算が決まっていきます。craft8 はこの作業を自動化します。
会計ソフトや 3PL の管理画面では分からないのですか
会計ソフトは月次で会社全体の損益を正しく出すためのものです。SKU 別やキャンペーン別には分解されませんし、締めが終わるのは翌月です。3PL の管理画面には自社の費用しか載っていません。「この商品に次のロットをいくつ発注するか」を判断できる粒度と速さで、この数字を出せる仕組みが存在しないというのが実情です。
Shopify の売上総利益率と数字が合いません
分母が違います。Shopify の売上総利益率(Gross margin)は総売上高(Gross sales)を分母に取ります。craft8 はすべての比率を純売上高(Net sales)で割ります。ディスカウントと返品を引いたあとの金額が、実際に入金される売上だからです。どちらが正しいという話ではなく、基準を揃えないと比較できないという話です。craft8 の画面では対純売上高比と明記しています。総売上高ベースの数値も併記できます。
料金プランはどの数字で決まりますか
US純売上高(Net sales)で決まります。Shopify の総売上高(Gross sales)からディスカウントと返品を引いた金額です。送料収入と税は含みません。接続後は自動で判定されるため自己申告は必要ありません。判定に使うのは直近3ヶ月の平均です。11月に一度だけ上限を超えたという理由でプランが上がることはありません。SKU がバリエーション単位で250を超える場合はひとつ上のプランになります。原価モデルを持つ単位が増えるためです。
他の利益分析ツールより高いのはなぜですか
TrueProfit や Lifetimely のような利益分析ツールは月$25から$300程度です。それらが読んでいるのは、Shopify の商品マスタに入力された1個あたりの原価です。海上運賃をロット単位で重量と容積で按分したり、HTSコードごとに実効税率を当てたり、仕入日のレートで円建て原価を確定させたりはしません。この3つと、本社に出せる日本語のレポート。それが差額の中身です。逆に、US国内で仕入れて国内で売っているブランドなら、安いツールで十分です。そこは正直にお伝えします。
値上げすれば数量が落ちるのではないですか
落ちます。どれだけ落ちるかは craft8 では分かりません。だから値上げを勧めることはしません。出すのは、数量が何%落ちたら損になるかという境界線だけです。CM1率10.1%の商品を5%値上げすると、数量が33%落ちるところまでは値上げ前を上回ります。42.1%の商品なら11%です。この線を見て、自社の商品で現実的かどうかを判断してください。コンバージョン率や獲得単価の変化は craft8 の計算に入っていません。値引きの側は前提が要りません。CM1率を超える値引きは、数量がどれだけ伸びても1注文あたりでは損になります。
その数字が正しいと、どう確認できますか
すべての費目が、取り込んだ元の書類に紐づいています。関税なら通関書類のどの行から来たか、3PL費用ならどの請求書のどの明細かまで辿れます。計算過程ごと CSV で書き出せるため、月次で会計の数字と突き合わせられます。費目ごとに実測か按分か推定かを表示するため、どこが確定値でどこが仮定かも分かります。合わない箇所が出たときに、どこで合わないかが分かる状態を優先しています。計算式はブログで全公開しているので、手元で検算もできます。
広告費はどうやってSKUごとに配分するのですか
実測できるものと、できないものがあります。商品ページに直接送客するキャンペーンは、実際の売上に基づいてSKUに割り当てます。ブランド名の指名検索やトップページ送客のように特定のSKUに紐づかない広告費は按分です。按分した金額には印をつけて、実測と区別して表示します。ここを曖昧にしたままSKU別のCM2を出すツールは信用しないでください。CM1は広告費を含まないため、この影響を受けません。SKU単位の判断はまずCM1で行うことをおすすめしています。
売れた1個がどのロットのものか、どうやって分かるのですか
分かりません。Shopify が持っているのは数量だけで、売れた1個がどの入荷分だったかという情報はどこにも記録されていません。craft8 は入荷ごとにロットを作り、出荷を先入先出でロットから引き当てます。これは計算上の仮定であって、実測ではありません。ここを曖昧にしたまま「正確な原価」と言うツールは信用しないでください。

ただし、入荷そのものは自動で記録します。craft8 は Shopify の在庫イベントを常時受け取っていて、在庫が動くたびに日時・数量・理由がログに残ります。Shopify 側には「入荷」「返品の戻し」「棚卸調整」「破損」といった理由が付くため、新しいロットの到着と、それ以外の在庫変動を区別できます。入荷日と数量が正確に残るので、先入先出の引き当て自体は推定ではなく確定した計算になります。仮定が残るのは払い出しの順序だけです。

このログは遡って作れません。接続した時点からの記録になります。過去の入荷については、輸入書類を取り込んでいただければ同じ形でロットを作れます。

仮定がどれくらい外れるかも申し上げます。着地原価 $18.40 のロットと $24.90 のロットが混在した状態で12個売れた場合、先入先出で出した貢献利益は実際の払い出し順に対して対売上比で2.8ポイントずれます。一方、Shopify の商品マスタに入れたままの原価で計算すると9.3ポイントずれます。craft8 が明らかにしようとしている差は24ポイントです。桁が違います。

ロットどうしの着地原価が近い月は、この仮定はほとんど影響しません。航空便に切り替えた月、税率が変わった月、為替が大きく動いた月は影響します。差が大きいときは、その旨を数字の横に表示します。3PL側で入荷単位の在庫管理をしている場合は、仮定を使わず実際のロットに引き当てられます。
3PLの請求は月単位です。SKUごとにどう配分するのですか
明細の種類ごとに配分の根拠が変わります。ピック/パックは注文単位と個数単位で明細が出るため、出荷実績でほぼ正確に配分できます。入庫作業費は該当する入荷ロットに直課します。難しいのは保管料です。保管料は「売れた在庫」ではなく「置いてある在庫」に対して発生します。出荷個数で按分すると、かさばって回転の遅い商品が実際より安く見えます。

craft8 は容積×在庫日数で按分します。同じ $4,900 の請求書でも、出荷個数で割ると回転の遅いSKUの負担は $1,884、容積×在庫日数で割ると $4,107 です。1個あたり $3.02、対純売上高比で5.2ポイントの差になります。ロットの引き当ての誤差より大きいのはこちらです。この差を反映させるため、SKUの寸法を初期設定で一度だけ登録していただきます。
HTS分類を間違えた場合、責任はどちらにありますか
分類は自社で決めていただきます。craft8 は登録されたHTSコードに対して、その時点の税率を適用して計算するだけです。分類の判断は行いません。通関の申告責任は輸入者にあり、そこを代替できると申し上げるつもりはありません。税率が変わった場合は変更日から自動で切り替え、過去分は当時の税率のまま残します。
決済手数料と返品処理はどう計算していますか
決済手数料は注文単位で明細が取れます。1注文に複数SKUが入っている場合は注文内の売上比で配分します。ここは実測に近い精度です。

返品は2つに分けます。返金した売上そのものは、純売上高を出す時点ですでに引かれています。費目として二重に引くことはしません。ここで計上するのは返送の送料、再入庫の作業費、再販できなかった分の廃棄です。返送と再入庫は返品アプリか3PLの明細に出ます。SKUごとの返品率は Shopify から取れるため、1件あたりの処理費用をその返品率で配分します。廃棄は発生したSKUに直課します。
3PLの請求書はフォーマットが毎月変わります
主要な事業者の形式は登録済みです。それ以外は最初に1回だけ列の対応づけをしていただければ、2回目以降は自動で取り込みます。形式が変わって読めなかった場合は取り込みを止めて通知します。黙って0として計算を進めることはありません。欠けたまま出た数字のほうが、数字が出ないことより危険だと考えています。
費用対効果はどう考えればいいですか
赤字で回っているSKUが1つ見つかれば、多くの場合それだけで元が取れます。本ページのサンプルにある SK-MASK-05 は売上が最も大きいSKUでありながら、損益分岐ROASが9.91です。Core プランは月 $199 です。ただし、止めるか値上げするか発注を減らすかの判断は自社で行う必要があります。craft8 は数字を出すところまでで、利益を作るのは運用側です。30日間のトライアルで自社の数字を入れて、見つかるかどうかを確認してください。
少人数で運営されているサービスですよね
はい。日本とUSの両方でEC事業を運営してきた経験をもとに作っています。事業継続のリスクがあるのは事実です。だからこそデータは全件いつでもCSVで書き出せる状態にしています。原価モデルの考え方も計算式もブログで公開しているため、craft8 がなくなっても同じ計算は再現できます。囲い込みを前提にした設計はしていません。契約前に懸念があれば、そのまま聞いてください。
導入にはどれくらい手間がかかりますか
全SKUを揃える必要はありません。まず売上が一番大きい1点だけで始めてください。Shopify と広告アカウントの接続は数分、仕入価格とHTSコードを入れれば10分ほどでそのSKUの貢献利益と損益分岐ROASが出ます。運賃や3PL請求書がまだ手元になくても、その時点で分かる範囲から幅で表示します。「CM1 は $3,800 から $5,200 の間」という形です。書類を足すほど幅が狭まり、確定します。全部揃うまで何も出ないということはありません。
Shopify 以外のカートやモールにも対応していますか
現時点では Shopify での US 販売に絞っています。Amazon US や楽天、自社の別カートは接続できません。接続先も Shopify、Meta広告、Google広告の3つだけです。原価モデル自体は同じ構造で使えるため要望としては受け付けています。対応していないものを対応していると申し上げることはしません。接続できるサービスの一覧は、申し込み前にすべて確認できます。
広告の運用は代理店に任せています。それでも意味はありますか
むしろその場合にこそ効果があります。代理店が見ているのは ROAS や CPA であって、関税や運賃を含んだ貢献利益ではありません。ROAS が良くても利益が出ていないキャンペーンは実際によくあります。craft8 の数字を共有いただければ代理店との会話が「広告の指標」から「利益」に変わります。代理店側で複数クライアントをまとめて扱う形も可能です。個別にご相談ください。
データの取り扱いはどうなっていますか
各サービスへの接続は、可能な限り読み取り専用の権限で行います。craft8 が広告や在庫の設定を書き換えることはありません。表示するのは計算結果だけで、実行の判断は必ず自社で行います。

ブランドごとのデータは分離して保管します。他社の画面に御社の数字が出ることはありません。

これとは別に、匿名化した統計値を市場ベンチマークの作成に使う場合があります。出荷量帯ごとの3PL手数料の中央値、HTS分類ごとの実効税率のばらつき、日本発US向けレーンの海上運賃の相場といったものです。個社が特定できる情報は含めません。ブランド名、SKU名、取引先名は一切使いません。この利用を望まない場合は設定から除外できます。除外しても機能に制限はかかりません。

取り扱いの範囲と第三者提供の有無は利用規約プライバシーポリシーに明記しています。申し込み時に確認いただけます。個別の秘密保持契約が必要な場合はご相談ください。
途中で解約できますか
月払いはいつでも解約できます。最低利用期間はありません。解約後も構築した原価モデルと算出済みの損益データは CSV で書き出せます。データを人質にして継続していただくつもりはありません。年払いは2ヶ月分の割引がある代わりに期中の返金はありません。

一番売れている商品から
確かめてください

計算テンプレートは無料です。売上が一番大きい商品を1点入れれば、1時間ほどで赤字かどうかが分かります。
数字が合わない、按分の仕方が分からない。そうしたところで手が止まったら、そのままご連絡ください。

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